なぜ噂は広まりやすいのか

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、些細な話が瞬く間に広がり
まるで社内の人全員が知っているかのように
感じたことがあるのではないでしょうか?

「ここだけの話」のはなずなのに
あちこちから聞こえてくる。

その結果、まったく知らなかった人々が
あなたが関わった出来事について詳しく知っていたり
誤解や偏見が生まれていたことに驚いたことがあるかもしれません。

なぜこのように噂は広まってしまうのでしょうか

それは、「六次の隔たり」という現象が背景にあるからです。

これは、誰でも世界中のどんな人とも
たった6人の知り合いを介して繋がることができるという理論です。

携帯電話を取り出して連絡できる人を確認してください。
仮に50人いたとします。その50人がそれぞれまた50人いたとします。
これを6回くりかえすと156億人と繋がることになります。
ちなみに40人の場合は40億人です。
それくらい色々な人と繋がるのです。

ですので、噂が広まるスピードや範囲を
過小評価してはいけません。

たった一つの噂が、わずか数人を経由して
広範囲に渡るネットワークへと瞬く間に広がるのです。

さらに噂が広まりやすい理由は別のこともあります。
それは人々の本能的な情報共有の欲求にあります。

あなたは、何か面白い話や興味深いニュースを知ったとき
それを他の人と共有したくなる衝動を
感じたことがあるのではないでしょうか?

誰かにその話を伝え、それがさらに他の人へと
広がった経験があるかもしれません。

それは、私たちが社会的な生き物であり
情報を共有することで社会的なつながりを
強化しようとする本能があるからです。

ですので、噂や情報は自然と人々の間で広まりやすいのです。

さらに、噂はしばしば感情的な要素を含んでいるため
人々の記憶に残りやすく、他人に伝えたくなるものです。

そのため、悪いうわさも良いうわさも広がりやすいのです。
ですから、悪いうわさは控え
広がってほしい良いうわさとなるように
普段の行動を意識していきましょう。

あなたが思っている以上にうわさは広がるのです。
ぜひうわさをうまく活用してください。