こんにちは。
毛利まさるです。
突然ですけどあなたは
最近「故障中」という言葉をどこかで見かけましたか?
そのとき、あなたはどのような印象を受けましたか?
おそらく何を気にすることがあるのか疑問に思われたと思います。
安心してください。
私もその一人です。
ですけど、この言葉に反応をする人もいるのです。
というのも「中」は
「行動が続いている状態」や
「人間が主体の行動」で使う言葉です。
つまり、「睡眠中」や「食事中」は正しい表記ですけど
「故障中」は「故障」自体が状態が続いていますし
人間が主体でもないので文法的に正しくないということです。
これをきいて
「そんな細かいことを気にしても仕方がない」
と感じる人もいるかもしれません。
その通りです。
しかし、言葉一つで違った解釈がうまれるのです。
実際にこのような指摘をされる方には
言葉を生業とした、法律や規則に関わる仕事をされる方に多いです。
その方々にとっては、言葉は命です。
言葉が大切という点ではセールスも同じです。
お客さんに商品やサービスを提案する際には、
言葉選びを慎重に行うことが大切です。
適切な言葉を選ぶことで、
お客さんの理解を深め、購買意欲を高めることができます。
ですから、セールスに関わる方は
このような言葉の指摘に対して
「細かいことを気にしても仕方がない」と無視するのではなく
「そういう考えもあるのだ」と真摯に受け止める方が良いのです。
セールスは言葉を扱うプロです。
些細なことでも人の指摘があれば
その指摘を大切にとらえてください。