こんにちは。
毛利まさるです。
ルートセールスにおいて
接触回数と売上は重要な指標とされています。
しかし、
単純に接触回数を増やせば、売上が上がるわけではない
接触回数と売上には、因果関係があるとは限らない
という点に注意する必要があります。
今回は、接触回数と売上の関係について
数字に潜む真実を紹介します。
多くの場合、接触回数と売上には相関関係があります。
そこで、接触回数が多い顧客ほど、売上も高くなる傾向があります。
と説明されます。
しかし、この相関関係は、因果関係を示すものではない
売上が上がっているから、顧客と接触する機会が増えている
という可能性もあります。
つまり因果関係が逆かもしれないのです。
あなたの会社の商品を使うことで売上が上がっている。
商品を使っているからこそ質問や問い合わせが多くなる。
その結果、接触回数が多くなっているかもしれないのです。
ですから、やみくもに接触回数を増やすことだけに固執すると、
顧客との信頼関係を築けない
顧客のニーズを把握できない
不適切な提案をしてしまうという結果になるかもしれません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは、結局のところ
顧客との信頼関係を築き、顧客のニーズを把握し
適切な提案を行うことです。
その結果、売上が上がり
結果的に接触回数も増えるという流れなのです。
接触回数と売上は重要な指標ですが、
単なる数字として捉えるのではなく
その背後にある因果関係を理解することが重要です。