
こんにちは。
毛利まさるです。
「毎日がなんとなく過ぎていると感じたことはありませんか?」
朝起きて、仕事に追われ、夜になれば疲れて眠る。
その繰り返しの中で、自分自身と向き合う時間が
ほとんど取れずにいる人は少なくありません。
しかし、この“なんとなく”が積み重なっていくと、
気づいたときには自分が何を目指していたのか、
なぜ今の仕事を選んだのか、
何のために毎日を生きているのか、
その答えを見失ってしまうのです。
だからこそ、一日一回、自問自答の時間を持つことが大切なのです。
たとえば、寝る前のほんの数分、自分自身に問いかけてみてください。
「今日の自分は最善を尽くせただろうか?」
「今日は誰かのために行動できただろうか?」
「誰かに不快な思いをさせていなかっただろうか?」
こうした問いを投げかけることは、
ただの反省ではなく、未来に向けた自己啓発の第一歩になります。
自己啓発という言葉には、意識を高く持ち、
成長を追求し続けるという意味が込められています。
しかしそれは、何かを新たに学ぶことや
成功を目指すことだけではなく、
自分自身の心を見つめ直す時間を持つことからも始まるのです。
なぜなら、外にある答えをいくら探しても、
自分の中の曇りが晴れない限り、本質的な変化は訪れません。
この“自問自答”の時間は、自己評価をする時間でもあります。
最善を尽くせたかどうかを問うことは、
自分の行動に対する責任を持つことにつながります。
誰かのためになったかどうかを問うことは、
利他的な視点を持ち、社会との関係性を考えるきっかけになります。
そして、誰かに迷惑をかけていないかという問いは、
自分の言動が他者に与える影響を見つめ直す大切なプロセスです。
この習慣を持つことで、
人は少しずつ自分の行動に意識を向けるようになります。
朝起きて「今日も仕事かぁ…疲れるな…」と考える人と、
ただ流されて一日を過ごす人とでは、
数ヶ月後、数年後に大きな差が生まれるのは明らかです。
人生を主体的に生きるためには、
自分の足で立ち、自分の言葉で問い、
自分の心で答えるというプロセスを繰り返すしかありません。
一日の終わりに、ほんの五分だけで構いません。
スマートフォンの画面を閉じ、
静かに自分自身に問いを投げてください。
「今日、私はどんな人間だっただろうか?」
この時間こそが、あなたの人生を深め、
日々を確かなものにする最良の仕事です。