個人的な問題と仕組みの問題

こんにちは。
毛利まさるです。

何か問題が起きたときに
会社や自分自身は、つい個人のせいにしがちです。

会社から言われることは
「なんでそんなことが起こったのか!怠慢だ!」

自分で反省するときは
「今日はゴミ出しの日だったのに忘れてた!
なんで忘れてしまったんだろう!
もっとしっかり覚えておこう!」

確かにその通りかもしれません。
しかし、本当に問題なのは個人なのでしょうか?

たとえばゴミ出しを忘れるという例を考えてみましょう。

これは、個人の記憶力の問題でしょうか?
確かに、記憶力が良ければ忘れないかもしれません。
しかし、人間は忘れる生き物です。
完璧な記憶力を持つ人はいません。

であれば、忘れることを前提とした仕組みを作ることが重要です。

具体的には、以下の方法が考えられます。

ゴミ出しの日にアラームを設定する
前日にゴミ出しの準備をする
家族や同僚と協力する

このように仕組みを作ることで
個人に頼ることなく、問題を解決することができます。

成果を上げるための環境作り
営業においても、個人の努力だけでなく、仕組みが重要です。

たとえばセールスであれば

顧客情報を共有することで、重複作業を減らし
顧客満足度を高めることができます。

自分のセールスの弱点を把握し、
改善策を検討することで、成果を向上させることができます。

気合や根性、怠慢などではなく
仕組みで改善できることはないか?
という観点であなたの仕事を見直してみてください。