今じゃなきゃダメだということ訴える危険性

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですけどあなたに質問です。

「確かに必要だけど別に今じゃなくても良いでしょ。」

このように断られた時には何が足りなかったのでしょうか?

それは今じゃなきゃいけない緊急性です。

では、緊急性を訴えるにはどうすれば良いのかと言うと
今のままだと損をする。
今のままだとダメになる。
今のままだと取り返しのつかないことになる。

このように今、真剣に考えないと不利益を被るといった
危険性を訴えることです。

もちろん虚偽で煽ることは詐欺行為に当たりますから
虚偽がダメであることは言うまでもありません。

実はこの危険性を訴えることは
とても効果的である反面、諸刃の剣でもあるのです。

それは極端に保守的な人が相手の場合です。

たとえば今の考えを盲目的に信じて
今のまま幸せが続けばなんの問題もない。
できるならば穏便に済ませたい。
今から悪くなる未来を想像することはナンセンスだ!

とまるで信仰のように保守的な人です。
この人は、今の状況が変化することを恐れて
まるで臭いものに蓋をしているんです。

このような人には理屈は通じません。
感情で判断をするのです。

たとえばあなたの目の前のものは
蓋をしているから臭いがしないだけで
臭いものはあるんですよ。
と現実を突き詰めると「そんなはずはない!」
と現実を直視できずに全否定をするのです。

悲しいことにこのような人を変えることは難しいです。
ご自身で気づくしかないのです。

そのため、極端に保守的な人には
危険性を訴えることは控えるようにしましょう。