言ったつもりが伝わっていない

こんにちは。
毛利まさるです。

言ったはずなのに伝わっていない。
あれだけ説明したのに記憶に残っていない。
言ったはずなのに。

あなたがいくら熱弁して
これで100%伝わっただろうと確信していても
想像以上に伝わっていなかったということは
珍しくありません。

残念ながら人は他人の言ったことを
100%記憶することは困難なのです。

たとえばあなたが次の言葉を
文字で伝えたとします。

うらにわにはにわにわにはにわにわとりがいる

あなたがこの言葉を何度も連呼したとしても
正確に記憶することは難しいでしょう。

しかし、漢字にすると覚えることが楽になります。

裏庭には二羽、庭には二羽、鶏がいる。

これだとすぐに覚えることができますよね。

では、「はにわ」を意識してもう一度
先ほどの文章を読んでみてください。

うらにわに はにわ にわに はにわ にわとりがいる。

裏庭に、埴輪にワニ、埴輪、鶏がいる。

全く同じ文章なのに埴輪とワニと鶏になってしまいました。

もちろんこれは極端な例です。
しかし、このように口頭や文字だけだと
違った意味で解釈されることが
商談の中でもあるのです。

ですからわかりにくい言葉は
表現やイラストで補足するなど
伝え方を工夫した方が良いのです。

ぜひおためしください。