将来が不安ならば他流試合をする

こんにちは。
毛利まさるです。

仕事を続けていると、
自分の評価についてふと疑問を抱くことはないでしょうか。

「今の会社での評価は正当なのか」
「本当に自分の実力は通用するのか」
このような不安は、誰しも一度は感じたことがあるはずです。

特に、長年同じ会社に勤めていると、
その評価基準が会社内に限られてしまい、
自分の本当の価値が見えにくくなることがあります。

こうした不安を解消するためにおすすめしたいのが、
他流試合をすることです。

他流試合とは、自分の所属する環境を離れ、
外の世界で勝負することを指します。

例えば、ビジネススクールや業界セミナー、
勉強会に参加し、異業種の人々とディスカッションをしてみるのです。

社外に出れば、あなたを知る人はいません。
肩書きも、社内での立場も関係なく、純粋な実力だけが試されます。

最初は、悔しい思いをすることもあるかもしれません。

自分よりも優れた知識やスキルを持つ人がいることを痛感し、
自信を失いそうになることもあるでしょう。
しかし、それこそが他流試合の醍醐味です。
自分の強みと弱みが明確になり、
何を伸ばせばよいのかがはっきりと見えてきます。

逆に、思った以上に自分が通用することに気づくケースもあります。
会社の中では「当たり前」に思っていたスキルが、
外の世界では高く評価されることもあるのです。

つまり、社内では自分の価値が適正に評価されているのか、
それとも過小評価されているのかを、
客観的に確認する機会にもなります。

この考え方は、セールスの場面でも非常に重要です。
営業活動をしていると、
どうしても自社の商品やサービスに対する見方が固定化されてしまい、
客観的な視点を失いがちです。

ところが、他業界の営業担当者と意見交換をすると、
「こういうアプローチの仕方があるのか」
「この伝え方は効果的かもしれない」と、
新たな発見につながることが多々あります。

セールスメンタルを鍛えるためにも、
積極的に社外のコミュニティに参加し、
自分の手法や考え方を試してみることが大切です。

将来への不安を感じたときこそ、
思い切って他流試合に挑戦してみましょう。
それが、あなた自身の本当の評価を知るための第一歩となるはずです。