運と実力を見極める

こんにちは。
毛利まさるです。

運も実力のうちという言葉があります。

この言葉自体はその通りであり
否定できる言葉ではありません。

しかし、自分を冷静に見つめるといった意味では
少々注意した方がよいです。

と言うのも、周りから見たら
あれって運が良かった。
たまたまタイミングが良かった。
といったことが当の本人にとってみれば
「自分一人の力でここまで成し遂げた!」
と思ってしまうのです。

会社でうまくいった要因の報告を求められたときに
私はあれもこれもやったからうまくいきました。
と細かいことまで話してしまいます。

これは仕方がありません。
成功バイアスがかかっているので
自分のことを楽観的に見てしまうのです。

会社の報告はこれで良いかもしれません。
しかし、自分の実力を上げるという観点ですと
これでは不十分です。

では、どうすれば良いのか?

それは自分がうまくいった背景には運が5割をしめていると
考えることです。

今回は5割は運が占めている。
運が良かったところは〇〇で、
ここがもし運が良くなかったらどうしただろうか?

このように考えるのです。

トップセールスが人前で「運が良くて…」というのを
口癖にしているのは普段からこのような考えをしているからです。

自分の成功要因を分析する際は
運の考えをいれてみてください。