すぐに答えだけを求めない

こんにちは。
毛利まさるです。

「それで結局どうすればよいのでしょうか?」

あなたの周りにこのように
すぐに結論を求める人はいませんか?

本屋に行けば「〇〇大全」という本があふれ
結論だけを述べるショート動画があふれ

なんでもかんでも最適解を求める人がいます。

それはとても素晴らしいことです。

効率の良い仕事ができて
生産性が向上できるのですら
たくさんメリットがあります。

しかし、実はこのことは
手放しで喜んでよい問題ではありません。

最適解を求めてその通りにすることは
とても楽なことです。

その時、その時に検索をすればよいのですから。

しかし、そもそもその最適解を得るに至った流れが
わからなくなります。

どんな問題があって
どのように考えて検討して
その結果、このやり方が良いです。

最適解にいたるまでにはこのような流れがあります。

やり方だけを求めていると
途中の検討をすっ飛ばしてしまいます。

その結果、
応用が効かなくなる
なにが問題なのかといった
物事の本質をつかめなくなる

といった懸念点もあるのです。

では、この懸念点を解決するためには
どうすれば良いのでしょうか?

それは、結論を求める前に
自分なりの答えを用意しておくことです。

「私は〇〇だから、△△が良いと思う。」

ここまでを用意しておくのです。

その上で最適解を得るのです。

そうすれば、あなたの考えが異なっていた場合
「なぜ違ったのだろう?」
と思考に至る流れまで振り返ることができるのです。

つまり最適解に至るまでの流れまで
一緒になって考えることができるのです。

これはあなたの思考のクセを修正することができますので
単純に結果だけを得た人とは大きな違いとなります。

ぜひおためしください。