昔の方が良かったという人

こんにちは。
毛利まさるです。

「前の方が良かった」

アプリがバージョンアップして使い勝手が悪くなった
新機能が追加して使い勝手が悪くなった

このようにどんな時でも
前の方が良かった!
と声を大にする人はいます。

それどころか昔の時代の方が
よかったという人も少なくありません。

冷静に考えてみてください。

ちょっと夜食に欲しいと思ったら
24時間営業のコンビニで買うことができる。

地方の特産品をわざわざ現地に行かなくても
インターネットで購入して数日で家に届く。

映画館に行かなくても観きれないほどの映画を
自宅で好きな時にポップコーンを
食べながら観ることができる。

暑くてたまらない時はボタン一つで
部屋の温度を下げることができる。

好きな人といつでも映像付きの会話ができる。

20世紀の人が思い描いた世界が
今や当たり前のように広がっています。

こんなに素晴らしい世の中になっているのです。

どう考えても今の方が良い世の中です。
にも関わらず前の方が良かったという人がいるのです。

このように昔のことは
思い出補正がかかり良いもののように感じるのです。
それくらい強力なのです。

セールスで商品を紹介して使ってもらうということは
今使っているものを否定して
新しく使ってもらうということです。

そのためには昔から使っている良いもの
という固定概念を外す必要があるのです。

そのためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは商品を使った時の未来と
使わなかった時の未来を比較することです。

なんとなく使い慣れているから
なんとなく昔から使っているものは安心だから

とこのようになんとなく良いと感じていることを
実際に新しいものと比較してもらって
実は新しい方が良いと認識してもらうのです。

そうすれば昔の方が良かったという
思い出補正を外すことができますよ。