人を動かすときのコツ

こんにちは。
毛利まさるです。

人を動かすことはリーダーシップや
コミュニケーションのスキルに関わる重要な能力です。

それゆえに、本屋に行くと
いくらでもその手の本が並んでいます。

相手を操る方法
相手を洗脳する方法
相手をコントロールする方法

表現は違えど言いたいことはほぼ一緒です。
手を変え品を変えてタイトルに独自性を持たせているだけです。

それぞれの本にはそれぞれの良さがあるでしょう。
ここでは特にどの本が良いということはお伝えしません。

それよりも、時間のないあなたのために
今回は人を動かすときに一番大切なことをお伝えします。

人を動かすためのテクニックは数多く存在します。
それこそ心理的なこと行動経済学から言えること
さらにはセールステクニックもそうです。

しかし、それらはしょせんテクニックです。
テクニックを使うための土台がなによりも大切です。

では、その土台とはなんなのか?

それはあなた自身の感情をコントロールすることです。

たとえば、あなたに対して失礼な言葉を投げかけたとします。
それに対して
「何を失礼なことを言っているんだ!
 一から出直してこい!」
と叫んだとしましょう。

それで人を動かすことはできるでしょうか?
余計な反発心をうむだけですよね。

そもそも失礼な言葉を投げかけて
あなたがそれに対して反応したということは
あなたは相手に動かされているということです。

あなたが相手を動かすどころか
あなたは相手に動かされているのです。

こんなことをしていたのでは
いくら相手を動かすテクニックを学んだところで
なにも活かすことはできません。

ですから、まずはあなた自身の感情をコントロールすることです。

相手が失礼な言葉を投げかけたのならば
「失礼な言葉で私に腹立てようとしているのかな?」
と客観的に捉えることです。

このように自分自身を客観視すること
このことが相手を動かすために一番大切なことです。

ぜひおためしください。