組織で犯人探しをしても仕方がない

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたの会社でプロジェクトや
方針が上手くいかなかったとき
誰かが責任をとりますよね。

こんな話が飛び交うことでしょう。

「今回はどうやら〇〇部の△△が
 独断で決めたらしいよ。」
「こんなやり方でうまくいくはずがないと思ってたよ。
 いったい誰がこんなこと考えたんだよ。」

このように犯人捜しがはじまることでしょう。

そして次は特定した
犯人のバッシングがスタートします。

「あの人は考えが間違っている。」

まるで芸能界の裏ネタを楽しんでいるかのようです。

そこで、ちょっとだけ冷静になってみてください。

犯人を探し当てて意味がありますか?
その犯人は本当に犯人ですか?

というのも会社で何かを決定している時
一人で動かしていることはほぼありません。
必ず誰かが絡んでいるのです。

ですからそもそも特定の犯人を探すことは無意味です。
そしてその犯人を特定できたとしても
それは犯人に仕立て上げられた
だけの人かもしれないのです。

つまり、あなたが特定の犯人を探し当てて喜んでいると
「会社の組織をわかっていない人」
というレッテルがはられてしまいます。

ということで
誰かをバッシングすることはやめましょう。
デメリットしかありません。

芸能人の裏ネタと違って
会社の裏ネタは危険が一杯です。
とびつかないようにしましょう。