
こんにちは。
毛利まさるです。
「自分なりに頑張っているのに、なぜか結果が出ない…」そんな経験はありませんか?
日々の仕事に真面目に取り組んでいる。
やるべきことはやっている。
それなのに、どうしても成果が出ない。
同じチームにいる“あの人”は、なぜかいつも数字を出しているのに、自分は空回り。
そんなもどかしさを感じたこと、ありませんか?
その答えは意外にシンプルかもしれません。
そう、「基準値が違う」のです。
成果が出る人は「ここまでは普通」と思っている範囲が違う
あるトップセールスと飲みに行ったときの話です。
その日は夜11時まで飲み会で盛り上がって、私はもう眠気とお酒で完全にオフモード。
お風呂に入って寝るだけの状態になっていたのですが、彼はそこからが違った。
なんと、家に帰ったあと、その日の商談の振り返りと反省をまとめていたというのです。
それも一度や二度の話ではなく、「毎日やっているよ」と、サラッと語る彼。
まるで“歯磨きするくらい当たり前”といったトーンで話すその様子に、
私は思わず「この人は別の次元で生きてるのか」と感じました。
でも、よく考えてみると、これこそが「成果を出す人の基準」なのです。
苦痛じゃないんです。「普通」なんです
ここで大切なのは、トップセールスの人たちはそれを努力だと思っていないこと。
本人からすれば、「それくらいやって当然でしょ?」なのです。
つまり、「頑張っている」ではなく「やるべきこととして淡々とやっている」。
これが本当のプロです。
あなたにもあるはずです。
「これくらいでいいかな」と自分の中で満足してしまう瞬間。
しかし、トップ層の人たちは「まだできることがある」と自然に思っている。
その差が“基準値”の差なのです。
成果は「日々の基準」の積み重ねで決まる
仕事の成果って、ドラマチックな一発逆転ではなく、地味な積み重ねでできています。
日々どれだけ「あと1件」「あと1行」「あと1分」やれるか。
そしてそれを続ける力こそが、最終的に「成果」という形になって表れる。
自分の「基準値」を見直してみよう
じゃあ、どうすればその“違い”を埋められるのか?
答えはとてもシンプルです。
まず、自分の中の「普通」の基準を見直すことから始めましょう。
・報告書を提出して終わりではなく、「上司はどう感じたか」を考えてみる
・商談が終わったら、録音を聴き返してみる
・一日の終わりに「今日の成果と改善点」を5分だけメモする
こうした“あと一歩”を習慣にしていけば、確実にあなたの基準は上がります。
そしてその新しい基準こそが、あなたの可能性を引き上げる力になるのです。
「これくらいでいいや」は成長の敵
「これくらいでいいや」と思った瞬間、成長は止まります。
むしろ、「いや、まだまだだ」「もっとできる」と自分に言い聞かせるクセをつけてみてください。
それが自然に思えるようになったとき、あなたの基準は間違いなく次のステージに行っています。