
こんにちは。
毛利まさるです。
セールスの現場で、明るさを意識したことはありますか?
「どうしてあの人はうまくいくんだろう?」
そんな経験はありませんか?
口下手なはずなのに、お客様との関係構築がうまい。
説明が雑なのに、なぜか契約が取れている。
スキルや知識で劣っているように見えるのに、結果だけは出している。
そんな人、身近にいませんか?
その秘密、もしかすると**「明るさ」**かもしれません。
明るさは、セールスにおける最強の武器
セールスメンタルを語るうえで「明るさ」は見落とされがちな要素です。
たとえば、トップセールスにはいろんなタイプがいます。
・黙々と信頼を積み重ねる“愚直系”
・スピード感と勢いで勝負する“熱血系”
・データを駆使する“理詰め系”
・ヒアリング力に長けた“傾聴系”
しかし、タイプは違っても「明るい雰囲気をまとっている人」は、なぜか一目置かれている。
つまり、「この人になら話してもいいかな」と、相手の心の扉を開いてもらえる。
これは非常に大きな強みです。
明るい人がもたらす“空気の力”
「空気を明るくする力」って、実は数字には表れにくいです。
しかし、こうした“空気感”はセールスにおいて非常に大事です。
なぜなら、初対面の相手にとって最も印象に残るのは「言葉」よりも「雰囲気」だからです。
営業というのは結局、相手の本音を聞き出し、課題を引き出して、それに対して提案をしていく仕事です。
つまり、ヒアリングが何より大事。
ところが、相手が「この人、なんか暗いな」「圧があるな」と感じていたら、話してくれるものも話してくれません。
だからこそ、セールスメンタルにおける「明るさ」は、ヒアリングの前提条件でもあるのです。
明るさは、スキルではなく“選択”
ここで大事な話をひとつ。
明るさは「性格」ではなく「選択」です。
「自分はもともと明るくないから…」と考える人がいますが、違います。
明るいかどうかは「選べる」んです。
たとえば、笑顔を作る、相手の目を見て話す、語尾にやわらかさを持たせる。
どれもトレーニングすれば誰でも身につけられます。
つまり、明るさは「自分らしくいながらも努力で手に入れられるセールススキル」なのです。
とはいえ、無理な“テンションの高さ”は不要
誤解してほしくないのは、「無理にテンション高く」「常に元気いっぱい」になる必要はないということです。
あなたの明るさの“最適値”で十分です。
大切なのは、“話しかけやすさ”“返答の柔らかさ”“ちょっとしたユーモア”といった、
相手がホッとするような雰囲気をまとうこと。
そしてその雰囲気は、日々の言動と姿勢からじわじわと醸し出されていくものです。