会議時に言葉がつまる人

こんにちは。
毛利まさるです。

会議の場で意見を求められたとき、
言葉が出てこないことはありませんか?

発言したいのに、頭の中が整理できず、
気がつけば他の人が先に発言している。

「自分の意見を言わなければ」と焦るほど、
ますます言葉に詰まってしまう。
そんな経験がある人は多いでしょう。

なぜ言葉が出てこないのでしょうか?

それは、相手にどう受け取られるかを考えすぎているからです。

「この発言で相手を傷つけないか?」
「間違ったことを言ってしまわないか?」

そんなことを考えるうちに、口を開けなくなってしまうのです。

しかし、それだけが原因とは限りません。
もしかすると、あなたは会議で論破することに
意識を向けすぎているのかもしれません。

「相手を傷つけないように」と考えるのは優しさです。
しかし、その気持ちが強すぎると、
言葉を選びすぎて何も言えなくなってしまいます。

一方で、逆のケースもあります。
論理的に相手をねじ伏せようとして、
完璧な反論を考えようとしている場合です。

論破しようとするほど言葉を選び、
結果的に言葉が出なくなることもあります。

どちらも、「正解を探しすぎている」のです。
会議の場では、必ずしも完璧な発言をする必要はありません。
むしろ、会話のキャッチボールを重視することが大切です。

言葉が詰まる人にとって、最も効果的な対策は、
会議を「勝負」と捉えてしまっていることがあります。
「間違ったことを言ったら負け」
「相手を論破しなければならない」
そう考えるほど、言葉が出にくくなります。

しかし、会議は勝ち負けを決める場ではありません。
目的は、より良い意思決定をすることです。

そのためには、完璧な発言ではなく、
自分なりの意見を伝えることが大切です。
話の流れで理解できなかったことでも良いです。
確認事項でも良いです。
より良い意思決定をゴールとして発言をすれば良いのです。

最初はうまくいかなくても大丈夫。
一歩ずつ前に進んでいきましょう。