こんにちは。
毛利まさるです。
お店に行ったときに、
お客さんとして威張る人がいます。
中には、こっちはお客さんだぞ、
これくらいされて当然だと
居酒屋で叫ぶ人もいます。
ここで冷静になって考えてみてください。
お客さんだからといって
威張ってよいのでしょうか?
それは料金に含まれているのでしょうか?
残念ながらそんなことはありません。
居酒屋であれば、料金を支払って
それに対応した食事と場所を提供してくれています。
ここにお客さんが店員に威張り散らかす権利は
含まれておりません。
つまり、対価に対してお金を支払っている
という点ではお店とお客さんは対等なのです。
この考えはとても重要です。
なぜなら、このように居酒屋で威張る人は、
例外なくセールスをしていると、
お客さんに頭を下げてばかりのスタンスをとるからです。
つまり、その人がそういう態度をとるから、
自分がお客さんになったときに
そういう態度をとってしまうのです。
セールスとお客さんは対等です。
それを理解することで、営業活動においても
対等な関係を築くことができます。
お客さんに媚びることなく、提供する価値を堂々と伝える。
それが真のセールスなのです。
お店での態度は、自分がセールスする立場になったときに
そのまま反映されます。
お客さんだからといって横柄な態度を取る人は、
セールスの場面でも相手の要求を何でも
受け入れてしまう傾向があります。
反対に、お店で店員に対して感謝の気持ちを持ち、
対等な立場で接することができる人は、
セールスの場面でも堂々と価値を伝え、
相手と対等な関係を築くことができます。
お店での態度は、その人の本質を表します。
自分がお客さんの立場になったときに、
どう振る舞うかを意識することで、
セールスの場面でもより良い関係を築くことができるのです。
「こっちはお客さんだぞ」と
威張る人は、実はセールスの現場で
自分が劣勢に立たされていることに
気づいていないのかもしれません。
大切なことですので繰り返します。
セールスとお客さんは対等です。
それを理解することで、本当に価値のあるセールスが
できるようになるのです。