言葉に気を付ける

こんにちは。
毛利まさるです。

会社の中には正義感が強すぎるあまりに
自分の気持ちをまっすぐに伝える方がいます。

あなたの周りでこのような発言をする人はいませんか?
「俺は納得できないことは嫌いだから」
「俺はイエスマンじゃないから」

一見すると、気持ちにまっすぐな人と思えるかもしれません。
しかし、百人が百人同じ受け止め方をするとは限りません。

中にはこのように受け止める人がいる可能性があるのです。

「ということは周りの人はみんな納得できないことが好きだということか?」
「周りの人はイエスマンだということか?」

このように自己主張が強く
自分は周りの人とは違うんだぞ!

といった挑戦状のように受け止める人がいるのです。
そのため言葉の使い方には十分に注意が必要なのです。

本人が周りとは違うぞ!と宣戦布告をするつもりならば
それはそれでよいでしょう。

問題は、本人がその気持ちがなかったとしても
受け止める人が不快な気持ちになってしまうことです。

「俺はイエスマンとは違う!」
という言葉に込めた意味が次のような言葉だったらどうでしょうか?

「そっか!先ほど言った言葉というのは
 私は自己主張が激しいため、思ったことを口に出して
 不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。
 ですけど、お互い会社を良くしたい気持ちは一緒です。
 ですから、至らないことがあったとしても
 色々と相談をさせてください。」

ここまで理解してくれる人がいれば
ある程度荒っぽい言葉を使っても良いでしょう。

しかし、こんな解釈をしてくれる人は皆無です。

いや、むしろそれに期待するのは
人に判断をゆだねているということです。

セールスを経験しているあなたが忘れてはいけないことは
相手に理解してもらうことに注力することです。

であるならば、先ほどの言葉に込めた意味を
そのままトークとして使いましょう。

相手に誤解を与えないようにすることが重要です。
わかりやすい言葉を使うことが大切なのです。

セールスは言葉を扱うプロです。
言葉には気をつけましょう。