プロの朗読よりも勝る力

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはオーディオブックなどを聴いた経験はありますか?

プロの朗読は非常に聞きやすく
流れるような語りでリスナーを引き込む力があります。

その結果、多くの人がそのコンテンツに集中し
内容を効率的に吸収することができると思います。

それは、プロの朗読者が長年の訓練と経験を積み重ね
声のトーンやリズム、感情の表現を極めているからです。

そのプロの朗読をマネしようとしてもなかなか厳しいです。

では、仮にプロの朗読者になったとします。
そうするとプロの朗読者は一流のセールスパーソンになれるでしょうか?
実際はそうではありません。

では、何が違うのでしょうか?

そこには、そのプロの朗読よりも勝る力があることをご存知でしょうか?
それは「人にものを伝える力」です。

セールスの語り手は常に相手の反応を観察しながら、
即興で対応し、感情豊かに伝える必要があります。
そこには、言葉を伝えるだけではなく
声だけでなく、表情、ジェスチャー、身体の動きなど
様々な手段を使って情熱を伝えることができます。
その結果、相手に強い印象を与え、信頼関係を築くことができます。

この即興性と伝達こそがセールスに求められる決定的な違いなのです。

かといって、プロの朗読から学ぶ必要はないのかというと
そんなことはありません。

発生の仕方、言葉を強調するところ
さらには活舌などたくさん学ぶことがあります。

特に声は非常に心地よく
ストレスフリーで集中して聞くことができる点があります。

つまり、プロの朗読から話し方を学びつつ
セールスパーソンとして必要な表情や身振り手振りで
伝えるスキルを身に着ければ
今よりもセールスのスキルを向上できるのです。

セールスと朗読の違いを把握して
朗読から学べることをセールスにぜひ活かしてください。