心理テクニックに溺れる罠

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはセールスにおける様々な心理テクニックを
学んでいるにも関わらず、
思うような成果が出ない…
そんな経験はありませんか?

実は、世の中には「大げさに語られる心理テクニック」が
溢れているのです。

確かに、心理テクニックを巧みに使えば
人を説得したり、行動を促したりすることができます。

しかし、すべての心理テクニックが効果的であるとは限りません。

むしろ、誤った使い方をしてしまうと
逆効果になってしまうことも少なくありません。

例えば、「バンドワゴン効果」という心理テクニックがあります。

「バンドワゴン」とは行列先頭の楽隊車の意味であり
バンドワゴン効果とは
「多くの人がやっていることだから自分もやった方が良い」
と思うことです。

ですから、「これは大人気です!」という言葉を
使うことで効果絶大です。と説明する人がいます。

これがバンドワゴン効果を利用した典型的なセールステクニックです。

しかし、この言葉一つで契約が取れるのであれば
だれもがセールスで苦労しません。

心理テクニックはあくまでも心理テクニックです。

テクニックとはいうならば小技です。
大技を使いこなせる人には勝てないのです。

では、セールスにおける大技とは何でしょうか?

それはお客さんの本質的なニーズを理解し
それに合致した提案をすることが重要です。
信頼関係を築き、誠実に対応することです。

この基本ができていないのに
心理テクニックにおぼれても効果を発揮することができないのです。

世の中にはこの心理テクニックを
まるで魔法の杖のように紹介されることがあります。

テクニックはあくまでもテクニックです。
このことを忘れないでください。