言葉をはっきりと説明できるようにする

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスは言葉を使う仕事です。
ですから言葉には人一倍気をつけましょう。

そのために最適な訓練があります。
それは似て非なるものを説明できるようにすることです。

たとえば、「正確」と「精密」の違いを説明できますか?
他にも「便利」と「快適」は?
あとは「平等」と「公平」
そのほか「勇敢」と「無謀」もあります。

どうでしょうか?
全部、あなたは説明ができますか?

たとえば作戦を考える暇があるくらいなら
一人でも多くアポを取って商談をしろ!
失敗を考えるから失敗をするんだ!
断られたって気にするな勇気をもってもっと行動しろ!

という上司がいたとします。

本当にこの上司に策がなく
行動だけを押し勧めているとしたら
それは「勇敢」ではなく、「無謀」です。

なぜならば
勇敢: 危険を恐れずに立ち向かうこと。勇気や胆力を意味する。
無謀: 危険性を顧みずに行動すること。向こう見ずさを意味する。
という意味だからです。

つまり、言葉の細かい違いを理解できていることは
あなたの考えや気持ちを整理することができ
さらには相手に正確に伝えることができるのです。

つまり、言葉を理解することは分析と表現のスキルに繋がるのです。
ですから、似て非なるものを説明できるようにしましょう。

ちなみに冒頭で述べた言葉を紹介します。
ぜひ覚えておいてください。

正確: 間違いがないこと。真実と一致すること。

精密: 細かい部分まで詳細に区別できること。緻密さを意味する。

便利: 手間がかからず、簡単にできること。実用性を意味する。
快適: 心身ともにリラックスして過ごせる状態。満足感や安らぎを意味する。

平等: すべての人を同じように扱うこと。権利や機会の均等を意味する。
公平: 個々の状況や能力に応じて、適切な扱いをすること。正義や公平性を意味する。