美味しかったものとセールス

こんにちは。
毛利まさるです。

セールス活動中のランチや夜の飲食などで
インターネットでお店を探すことがありますよね。

そこで実際に行ってみると
「このお店、評価めっちゃ高いのに全然美味しくなかった!」
また逆に
「こんなに美味しいのになんでこんなに評価低いのだろう?」
「え!?コスパめっちゃ良くないかな?」
と思うこともあるでしょう。

このような経験をすると
このサイトの評価ってイマイチだなぁ~
と思うかもしれません。

しかし、この原因はそのような単純なことではありません。
このような状況が起きる理由は、主に以下の2つだと考えられます。

  1. 多様な評価軸

インターネット上の評価は主に
「お店の評価」という一括りになっています。

「お店の評価」を細かく分類わけすると
味、清潔さ、価格、雰囲気など、
様々な評価軸に基づいたレビューが溢れています。
評価が高いからといって、必ずしも全ての人が満足するとは限りません。

  1. お客さんの価値観の多様性

顧客一人ひとりの価値観は多様であり、
「美味しい」という基準も人によって大きく異なるのです。

身体を動かす仕事をしていたり
運動が趣味の人でよく汗をかく人
若年層は塩分は脂肪分が高めの食事を美味しいと感じるでしょう。

逆に身体はあまり動かさないため
あまり汗をかかない人
シニア層は塩分や脂肪分が高いと
味付けが濃すぎて美味しいとは感じません。

つまり、評価だけに囚われると
お客さんの真意を見失い
的外れな提案をしてしまう可能性があります。

セールスにおいて
お客さんの価値観を理解することは不可欠です。
そのためには、 お客さんの声に耳を傾けて
その価値観にあった提案をする必要があるのです。

お店の評価のような単純に5段階で評価されたものは
あくまでも参考情報なのです。

単純な評価で全てを判断しようとすると
セールスをする際に本質を見失ってしまいます。

逆に言うと、お客さんの価値観を理解できないセールスは
成功できないのです。

お客さんの真意を理解し的確な提案を行うことで
顧客との信頼関係を築いてください。