役に立たない要約本

こんにちは。
毛利まさるです。

世の中には要約本や要約動画が溢れています。

そのような本を読んだり動画を視聴すると
まるで自分が賢くなったような気分になります。

なんだか難しい言葉を知ったぞ!
新しい理論を知ったぞ!
このノウハウは面白いな!

このように知らないことを知ることは
知的好奇心を刺激されますので
満足感は高いです。

知識を得ている人は学ばない人と比べると
成長する可能性が高いです。

ここで大切なことは成長する可能性が高いという程度だと
言うことです。

なぜならば要約本や要約動画は
しょせんさわりだけしか紹介していないからです。
それだけで使いこなせる人は相当に優秀な方です。

私もそうですけど、凡人は
要約本だけでは習得できません。

たとえば「感謝をすることが大切です。」
という言葉があったとします。

それで「そっか!感謝が必要なんだ!」
と理解して普段の行動に落とし込み
習慣化して、なぜ感謝が必要なのか?
感謝をすることでどのような未来が待っているのか?
を1時間くらい語ることができるでしょうか?

できないとしたらそれは習得できていません。

別のある人がこのように言ったとします。
感謝なんて必要ない!
あなたは騙されている!
考えてみたまえ!
感謝をしたところであなたは1円でも得をしないだろう!

と強めの口調で言われたら意見が変わってしまいます。

そんなことはない!なぜならば…
と自分自身が習慣化して自分自身で納得して
自分自身の体験談で自分自身の言葉で伝えることが
できればそんなことでは動じません。

そのためにも、自分自身が納得すること
自分自身の行動に落とし込むこと
自分自身の習慣化にすること
ここまで持っていくには結局のところ要約本では不十分なのです。

要約本はあくまで触りであること
このことを認識してください。