ムダになる指導

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは後輩に指導をすることはありますか?

あなたが同僚よりも売れるようになった時に
やりがちなことがあります。

それは求められてもいないのに
指導をしてしまうことです。

セールスのスキルを身に着けた人は
そうでない人のセールスに対して
色々な点が気になってしまいます。

そこはこういうトークじゃダメだろ…
今のやり方は上手くいかないな…
どうしてそこで諦めてしまったんだ…

このように改善点に気づいてしまった結果
あなたはその人に対して指導をしたくなります。

実は私がまさにそのタイプでした。
後輩、新人を指導するために
毎週1回、プレゼンテーションを指導していました。

その結果、指導した人達は上達しました。
しかし、私が教えた求めたほどではありませんでした。

というのも、そもそも指導をしてもらうことを
求められていなかったのです。

ですから、指導したことを全て吸収することは
なかったのです。

あくまでも基本的なことを習得したに
過ぎなかったのです。

このようにあなたが良かれと思って
後輩や新人を指導をしたとしても
そもそも求められていなければ
あなたの自己満足になるかもしれません。

そして、求められていない時に
いくら指導しても吸収しきれないのです。

ですから、指導は求められたことに対して
指導するくらいで丁度良いのです。