つまらないマジック

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはマジックを観たことがありますか?

できればリアルが良いのですけど
インターネットで公開されている動画で
良いのでぜひ観ることをお勧めします。

大切なことはマジックを見慣れていない時に
感動するマジックの演技を覚えておくと
良いと思います。

というのもマジックは見慣れていけば
いくほどマニアックな世界になってきます。

よくあるマジックを改良して
ラストを変えて良い意味で裏切ったり
そのまた裏を演じたりと
どんどんと裏の裏をかくようになるのです。

その結果、マニアはとても楽しいけど
一般の方に面白いと感じるかどうかは
別の問題になってくるのです。

そんな中マジックの中でも
一般の方がみるとつまらないと感じるものがあります。

それは現象だけを追い求めるマジックです。
トランプのカードが次々と変化していきます。
ひいたカードを次々に当てていきます。

難しいことをやっているのだろうけど
これを観て思うのは凄いとは思うけど
おもしろいとは感じないのです。

このようにマジックは演じる難しさと
演技としての面白さやお客が感じる不思議は
比例しないのです。

いかに引き付けるかが大切なのです。

なぜ目の前のカードを次々と変化する必要があるのか?
なぜ今トランプを目の前に出したのか?
なぜ今あやしい箱を目の前に出したのか?

マジックだからと言えばそれまでです。
しかし、そこに理由がないと「で?何なの?」
と思われてしまうのです。

これはセールスも一緒です。
いくら性能や機能をうったえても
「で?何なの?」と思われる可能性があるのです。

結局大切なことはなんで今それを伝えているのか?
それによりどのようになるのか?

この部分をまずは大事にしてください。