二極化しているという便利な言葉

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたの周りにこのようなことを言う人はいませんか?

この商品は反応が二極化している。
合う人には合う。合わない人には合わない。
だからいかに合う人に対して商品の良さを理解してもらうかがカギだ。

会議の場でこのような発言をすると
なんだかごもっともな意見に思えるでしょう。

しかし、冷静になって考えてみてください。

合う人には合う、合わない人には合わない。
これって当たり前の話ですよね。

ここであなたに改めて質問です。
本当に二極化していますか?

本当に二極化しているならばそうかもしれません。

では、二極化とはどういう事でしょうか?

二極化とはYES、NOがはっきりしているということです。

確かに良いことはわかったけど…
欲しいけど価格がね…
便利そうではあるけどね…
よくわかったけど今はまだ必要ないかな…

このようにちょっとでも良い反応をしていたら
それは二極化ではありません。

二極化とは
「それは素晴らしい!ぜひ買わせてくれ!」
「そんなものは無料でもいらない!」
ここまではっきりしていることです。

この部分はとても大切なことです。
二極化という便利な言葉に逃げていないですか?
心のどこかで会社から「なら仕方がないか…」
と思われるようにしていないですか?

二極化はそう簡単には起きません。
ほとんどの場合は、返事があいまいな人ばかりです。
その人を振り向かせることがセールスの仕事です。

二極化という便利な言葉に逃げないでください。