会議をはじめたいと思います

こんにちは。
毛利まさるです。

「それでは、これより今月の会議をはじめたいと思います。」

あなたはこの言葉に違和感を感じますか?

もしかしたらあなたの会社でも何の疑問もなく
会議の最初に司会者のこの言葉から
スタートしているかもしれません。

しかし、今一度読み直してください。
末尾の「と思います。」は余計な言葉です。

なぜなら、会議がスタートしてるからです。

そもそも、「と思います。」の主語は誰でしょうか?
それは、発言者つまり司会者です。
よって「と思います。」というのは司会者の考えを
伝達しているだけであり
司会者は皆に意見を伺っている段階なのです。

スタートしているのに
会議の参加者に対して
「会議をはじめてもよいと思いますけど
 異論はないですか?」
と意見を伺っているのです。

そんなものはいりません。
なぜならもう会議はスタートしているからです。

このような言葉を使う人にはある共通点があります。

それは「責任から逃げる人」です。
「責任から逃げる人」だから言い切ることができないのです。
さらに、語尾をあいまいにすることで
自信がなさそうに感じてしまうのです。

本来ならば
「これから今月の会議をはじめます。」
で良いのです。

あなたが会議の司会をする時は
「と思います。」とあいまいにするのではく
言い切りをしてください。

それだけで自信のある人に思ってもらえますよ。