昔話から人の心を知る

こんにちは。
毛利まさるです。

昔から語られている話といえば何でしょうか?

それは歴史の書物に加えて昔話です。

ちなみに総務省統計局のサイトによると
一年間で本は約70,000冊も出版されています。
https://www.stat.go.jp/data/nihon/26.html?_fsi=Tyl3RM7l

たとえあなたが一日一冊の本を読んでいたとしても
生涯あなたが読むことのない69,635冊が
一年間生まれ続けているのです。

そのような中で、昔話は何百年もの時を越えて
語り継がれています。

これはつまり日本人としての文化
アイデンティティとなっているのです。

ですからセールスの教材としては
もってこいなのです。

しかも、絵本で数分で読むことができる。
こんなに素晴らしいことはないです。

学び方によっては昔話は数あるビジネス書よりもよっぼと役立ちます。

そこでその学び方を今回お伝えします。

その学び方とは昔話の一文一文に対して
なぜ?その答えは?
と自問自答することです。

むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

「あるところとはどこだ?そもそも日本なのか?
 調べてみよう。なるほど奈良県の広陵町が舞台とされているな。
 参照:http://www.town.koryo.nara.jp/contents_detail.php?frmId=19
 ということは奈良に都があった頃かな?」

「おじいさんとおばあさんということは
 子供がいないということだな。
 ということはなにか商売をしていのるか。
 もしくは自給自足の生活だな。」

おじいさんは野や山に分け入って竹を取り
いろいろな物を作るのに使っていました。

「竹をとっていたということは
 斧をつかっていたのかな?
 錆びた時にも研いでいたのだろう。」

おわかりでしょうか?
たった出だしの二つの文章だけで
このように想像力をかきたてられるのです。

なぜ?とその問いに対する仮説を繰り返す。
これはセールスはもちろん、仕事にも役立つスキルです。

とても簡単にできるトレーニングですので
ぜひおためしください。