会社の評価より大切なこと

こんにちは。
毛利まさるです。

会社で働いていると、
どうしても「上司に評価されること」
を意識しがちです。

人事評価や査定はキャリアに直結するため、
評価を意識するのは当然のことです。
努力が認められ、昇進や昇給につながるのはやりがいでもあります。

しかし、評価を意識するあまり、上司の顔色ばかり窺い、
会社内の「評価基準」に縛られてしまうと、
視野が狭くなってしまいます。

結果として、評価を得るために短期的な成果ばかりを追い求め、
本来のスキルや価値を磨く機会を失いがちです。

そこで意識してほしいのが
「市場価値」という視点です。

市場価値とは、社内の評価ではなく
「この人ならどこに行っても活躍できる」
と思われる存在になることです。

たとえば、トップセールスの方と話すと、
「あぁ、この人は他の会社からも声がかかるだろうな」
と感じることがあります。

彼らは社内評価に依存しない
「市場価値の高い人材」です。

その価値は、特定の上司や会社の評価に左右されるものではなく、
どの環境でも通用する実力や信頼によって生まれています。

こうした人は、単にノルマを達成するだけではありません。
顧客からの信頼が厚く、業界のトレンドにも精通し、
自ら価値を生み出す力を持っています。
だからこそ、たとえ環境が変わったとしても、
どこでも求められる存在になるのです。

では、どうすれば「市場価値の高い人」になれるのでしょうか。

まず大切なのは「自ら考え、行動できるスキル」を磨くことです。
上司の指示待ちではなく、課題を見つけ、
自ら解決策を提案できる人はどの組織でも評価されます。

また、「学び続ける姿勢」も欠かせません。
市場の変化は激しく、昨日までの正解が
今日には通用しないことも珍しくありません。
だからこそ、常に新しい知識やスキルを吸収し、
自らをアップデートし続けることが必要なのです。

会社の評価にこだわるのではなく、
どの環境でも通用する「市場価値の高い人」
を目指してみてください。

その姿勢こそが、セールスマインドを持つ人が
次のステージへ進むための鍵なのです。