こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは手の込んだ料理が好きですか?
トロ火にしてアクを取りながら
10時間以上煮込んだデミグラスソース。
弱火でコトコトと煮込んだ豚の角煮。
じっくりと野菜のうま味を引き出すまで煮込んだカレー。
このように必要に応じて手を加えた料理は
非常においしいものです。
このことから手を加えれば
美味しく感じることもあります。
例えば袋麺のインスタントラーメンをつくる際に
麺をほぐすために菜箸(さいばし)でじっくりと
ゆであがるまで麺をかき混ぜたとします。
あなたはインスタントラーメンをつくるのに
とても手をかけました。
では、料理の味は変わるでしょうか?
変わらないですよね。
インスタントラーメンを茹でることに
手をかけても時間をかけても味は変わりません。
つまりはムダな時間なのです。
しかし、現実は時間をかけたらそれだけ
何かあるはずだと考えてしまいます。
時間をかけてもムダなものはムダなのです。
手の込んだ料理が美味しいのは
手をかけるべきところに手をかけているからなのです。
手をかけるべきところに時間をかけたわけではないのです。
あなたの一日で手をかけすぎて
ムダになっている時間があれば
ぜひ修正をしてください。