キャリアに迷ったときに考える、自分を突き動かす燃料の見つけ方

こんにちは。
毛利まさるです。

頑張っているのに、前に進めない感覚

あなたは、やるべきことはやっているのに、どこか空回りしている感覚を抱えたまま仕事をしていたのではないでしょうか?

数字は追っている。上司の指示にも従っている。学習もしている。
しかし、心のどこかで「このままでいいのか」と立ち止まってしまう。
その結果、行動量はあるものの、手応えのない日々が続いていたと思います。

それは決して、能力が低いからでも、努力が足りないからでもありません。

それは、自分を突き動かす“燃料”が見えなくなっているからです。

成果を出している人ほど、燃料を自覚している

人はロジックだけでは動けません。
行動を継続させるためには、必ず感情のエネルギーが必要になります。
営業で成果を出し続けている人は、無意識であっても「なぜ自分はこれをやっているのか」を理解しています。

たとえば、

誰かに認められたいという思い。
家族を安心させたいという責任感。
過去に味わった悔しさを二度と繰り返したくないという感情。

こうしたものが、その人の燃料になっています。

ですので、スキルやノウハウ以前に、「自分は何に突き動かされているのか」を把握することが重要なのです。

燃料を見失うと、努力は消耗に変わる

目標未達が続くと、「もっと頑張らなければ」と自分を追い込みがちです。
しかし、燃料が枯れた状態で努力を重ねても、それは前進ではなく消耗になります。

頑張っても頑張っても報われない。
行動しても評価されない。

そうした経験が積み重なると、「どうせやっても無駄だ」という思考に傾いてしまいます。

おわかりでしょうか?

問題は行動量ではなく、行動を支える内側のエネルギーなのです。

燃料は「立派な理由」でなくていい

ここで勘違いしやすい点があります。

燃料は、崇高で前向きなものである必要はありません。

見返したい相手がいる。
負けたくない人がいる。
過去の自分を否定したくない。

こうした感情は、一見するときれいではないかもしれません。
しかし、人は本音でしか長く動けないのです。

きれいごとを燃料にしても、現実のプレッシャーの前では簡単に折れてしまいます。
理想を掲げても行動が続かないため、まずは「今の自分が正直に動ける理由」を認めることが先決です。

燃料が見つかると、行動の質が変わる

自分を突き動かす燃料が明確になると、同じ行動でも意味が変わります。

断られても立ち直れる。
数字が足りなくても、改善点を探せる。
比較されても、自分の軸を失わない。

逆に言うと、燃料がないまま走り続ける限り、どれだけ環境を変えても本質的な解決にはなりえないのです。

目標を変えても、会社を変えても、役割を変えても、自分を動かす理由が曖昧なままでは、同じ壁にぶつかります。

燃料は「見つけるもの」ではなく「思い出すもの」

自分を突き動かす燃料は、外から与えられるものではありません。

過去の経験や感情の中に、すでに存在しています。

うまくいかなかった出来事。
悔しくて眠れなかった夜。
それでも諦めきれなかった理由。

そこに目を向けてみてください。

どんなに不格好でも構いません。

その感情こそが、再び前に進むためのエネルギーになります。
行動しても成果が出ないため、立ち止まってしまったときこそ、
「自分は何に突き動かされてきたのか」を問い直す価値があります。

それが見えた瞬間、あなたの行動はもう一度、意味を持ち始めます。

そして、ゆっくりでも確実に、前に進めるようになるのです。