環境は変えられなくても成果は変えられる

こんにちは。
毛利まさるです。

今、思うようにいかない理由を直視する

あなたは、努力しているのに結果が出ない、そんな状態が続いていたのではないでしょうか?

数字は追っている。行動量も少なくない。
しかし評価は変わらない。
周囲と比べて焦りだけが増していく。
その結果、自信を失い、「自分は営業に向いていないのではないか」と感じる瞬間もあったと思います。

それは決して珍しいことではありません。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてほしいのです。

この状態の正体は、能力不足ではなく「考える軸」が曖昧になっていることにあります。

組織にいる以上、限界は必ず存在する

組織の中で働く以上、できることに制限があるのは事実です。
裁量、役割、方針、リソース。どれも個人の意思だけでは変えられません。
それは不自由に感じるものの、異常な状態ではありません。

組織とは、ある方向へ進むためにベクトルを揃える装置だからです。
個々の感情や欲望をすべて叶える構造ではない以上、「やりたいのにできない」ことが生まれるのは自然なことです。

その結果、不満や無力感が溜まりやすくなるのです。

問題は「できないこと」に意識を奪われること

ここで多くの人が陥る落とし穴があります。

それは、「できないこと」ばかりを見続けてしまうことです。

本当は

・今、許されている範囲で何ができるのか
・最も影響力を持てるポイントはどこか
・一人でも動かせる範囲はどこまでか

こうした問いに意識を向けるべきなのに、

「本当はこうしたい」「上が分かってくれない」という思考に支配されてしまう。

それは、視点が外側に向きすぎているからです。

「今できること」を最大化する思考に切り替える

それは環境のせいだからです。
と言ってしまえば楽です。しかし、その瞬間に自分の主導権を手放してしまいます。

ですので、考えるべき問いはこうです。

今の制約条件の中で、最大限できることは何か?

完璧である必要はありません。
小さくても、今すぐ動かせるものに集中する。

たとえば、
工夫しても評価されないためモチベーションが下がるとしても、経験値は確実に積み上がります。
改善提案がすぐに通らなくても、思考力と構造化能力は磨かれます。

巻き込める範囲を見極める

もう一つ重要なのは、「どこまで巻き込めるか」を冷静に見ることです。

会社全体を変えようとすると、心が折れます。
しかし、半径数メートルならどうでしょうか。

顧客、チーム、上司、後輩。
今の立場で影響を与えられる範囲は、必ず存在します。

逆に言うと、「すべてを変えられないなら何もしない」という姿勢では、成長は起きえないのです。

今の積み重ねは、必ず次につながる

今は評価されなくても、環境が変わった瞬間に効いてくる力があります。

その力は、結果が出ない時期にしか鍛えられません。
あなたが今感じている停滞感は、無駄ではありません。
むしろ、考え方次第で最も差がつく時期です。

今の状況で最大限できることに集中する。
それを淡々と積み重ねる。
派手さはないものの、確実に未来を変える選択です。

そして、その選択ができる人は、どんな環境に行っても折れません。
今日、何を最大化しますか?

その問いから、すべては始まります。