わかった気が成長を止める

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたの周りにわかった気になっている人はいませんか?

残念ながらそのような人は成長するのが遅いです。
その理由を今回はお伝えします。

何か一つのことを習得する時に
そのステップは次のようになります。

1,全く知らない。
2,なんとなく知っている。
3,知っている。
4,実行している。
5,習得している。

あなたが当然のように使いこなしているのは
当然のことながら「習得している」というレベルです。

たとえば、ノウハウ本を読んだ時に
これって当たり前の話だな。
こんなことがノウハウになるんだ。
と自然な感覚で思えたら
それはあなたの中で習得できているということです。

この感覚は小学生のドリルを見たらわかります。

たとえば、時計の見方を参考にしてみてください。
大きい針は時計の大きな数字にあわせて見ます。
大きな針は一日で二回りします。
次に小さい針です。
こちらは大きな針と違って1時間で一回りします。

といったようにわかりやすく説明してくれています。

これを読んだ時にあなたは「当たり前」と思いますよね。
そして同時に「こんなの見ればわかるだろ」と思いますよね。

この感覚です。
この感覚をビジネス本やノウハウ本でも感じたら
あなたはその本を習得しているということです。

つまり、「あぁ、きいたことがある。」
「それは知っている。」というのは
習得できていないレベルということです。

わかった気になっている人は
せいぜいステップ3までです。
実行や習得できるレベルに至っていないのです。

そのため成長することができません。
わかった気になることはやめて
習得レベルを目指してください。