裏の目的を読み解く

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは会社のやり方、上司のやり方に
不満をもつことはないでしょうか?

会社のやり方は絶対に間違っている。
こういうやり方の方が絶対にうまくいくはず。
他者の真似事ばかりしてうまくいくわけがない。
こんな利益に低いやり方で長続きするわけがない。

金曜日の夜の飲み会では
このように会社の愚痴が止まらない人が
多くいます。

あなたの周りにもこのような人が
いるのではないでしょうか?

不思議ですよね。
一社員でもわかるようなおかしいことが
本社で考えられ、会社の指示となって
現場に降りてくる。

普通ならば本社の人はもっと考えろよ。
と思うことでしょう。

実際に私もそうでした。

では、本当に本社の人たちは無能なのでしょうか?

実は、会社の指示というのは
前線にはまだ出せない情報を持っていることがあります。

ですから、本社は現場の不満をわかった上で
指示を出していることがあるのです。

もちろん、全てがそうだとは言いません。
しかし、あえてそうしていることも多々あるのです。

ですから、会社の指示に対しては
表面上のことをそのまま受け止めるのではなく
「あえてこの指示を出しているとしたら
 どういう意味があるのだろうか?」
と考えるようにしてください。

このように考えるだけで
会社の方向性が見えてくることがあるのです。

冷静になって考えてみてください。

あなたの目の前に二人の人がいます。

一人は会社の指示に納得がいかず
ずっと愚痴を言う人。

もう一人は、会社の方針を理解して
もしかしたらこういう意味で指示をしていると思う。
と自分の意見、感想を踏まえて会社の指示を理解できる人。

仮にあなたがこの二人の上司だとしたら
あなたはどちらの人を右腕にしたいですか?

会社の愚痴を言うのは簡単です。
会社の愚痴を言っても何も解決しません。
会社の方向性を理解するようにしてみてください。
そうすれば物事の裏側を読み解く力が身につきますよ。