商品がダメだから売れない

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたの会社の商品は使いやすいですか?
素晴らしい商品ですか?

あなたの会社に会議で上司から問い詰められて
売れない理由を日が暮れそうになるくらい
語る人がいるでしょう。

飲み会の席で
「だからうちの商品はダメなんだ!」
と誇らしげに語る人もいるでしょう。

では、ここであなたに質問です。

売れない理由を浴びるほどに聴くことで
売れるようになりましたか?

なんにも変わっていませんよね?

わたしはこのことを
「フグの毒現象」と言っています。

ご存じの通りフグには毒があります。

売れないセールスはこのように言っているのです。
「毒のある魚なんて売れるわけがない!」
「誰が好き好んでわざわざ毒のある魚を食べなきゃいけないだ!」
「調理に資格が必要なんて面倒な魚だ!」

このようにフグの味や触感、調理方法ではなく
毒の部分にのみ注目しているのです。

では、毒のあるフグは実際のところどうでしょう。

なかなか口にすることができない高級魚ですよね。

身は刺身に、アラは鍋に
骨は揚げ物に、ヒレはお酒にと
色々な食べ方ができます。

悪い部分だけを注目しても
売れない理由にはなりません。

悪い部分ではなく、良い部分に着目して
どうすれば商品がより魅力的にみえるのか?

フグの毒ばかりに注目していると
フグの味を知らないままになりますよ。

ぜひフグの味、商品の良いところに注目してください