説得の技術は2000年前からわかっている

こんにちは。
毛利まさるです。

インターネットや本屋に行くと
悪用厳禁の説得術
世界一わかりやすい説得術
などといった魅力的なタイトルの本があります。

さも、説得することの技術に
今まで観たことも聞いたこともない
画期的な方法が書かれているかと思うかもしれません。

しかし、いざ手に取ってみると
当たり前の話ばかりでがっかりしたことは
ありませんか?

実は説得の技術の本質は
もうわかっているのです。

それもこの10年20年の話ではありません。

2000年以上前です。

古代ギリシャの哲学者アリストテレス氏は
説得するための三要素を紹介しています。

その三要素は
エトス(信頼)、パトス(感情)、ロゴス(論理)
です。

あなたもわかりますよね。

いくら数字を並べて
事実だけを伝えられても
心に響きませんよね。

いくら良さそうなものでも
怪しそうなお店からは買いたくないですよね。

いくら「凄いんだよ!」
と熱弁をされても商品がどのように
良いかわからなければ買おうと思わないですよね。

三要素が全て必要なのです。

説得の技術の本質はもう2000年前から
わかっているのです。

新しいテクニック、技術を追い求めるよりも先に
まずエトス、パトス、ロゴスが
自分に備わっているかどうかから
はじめてみてください。

まずは本質から学びましょう。