本物を身にまとっても本物にはなれない

こんにちは。
毛利まさるです。

一流は一流のモノを身に着けている。

あなたはこのような言葉を
耳にしたことがありますか?

私は自己啓発本に書かれてある内容を
真に受けていました。

一流は一流の時計をつける!
いやスーツが映えるので金をかけるのはネクタイだ!
いやどうせ金をかけるなら靴だ!
いやいやいつも目にする財布こそお金をかけるべきだ!

このように高級なものを身に着けることを
前提とした考えを色々なところから聞かされました。

実際にその通りに試したこともあります。

しかし、ほとんどが無意味でした。

この言葉は高級なブランドが好きな人が作った
理屈に過ぎなかったのです。

私の先輩には全身一流ブランドを身に着けて
高級外車に乗っている人がいました。

セールスをしてるのだから
見栄えは大切だ!

と飲み会のたびに周りの同僚に説教をしたいのです。

しかし、その先輩は
職場の中で一番売上が悪かったのです。

全く持って説得力がないですよね。

そんな時に私は別の業界のトップセールスに
会ったのです。

そのトップセールスの身なりは
いたってシンプルでした。
庶民的なメーカーのスーツ
腕時計は身に着けない。

しかし、ぶっちぎりのトップセールス

おわかりでしょうか?
一流のモノを身に着けても
一流にはなれないのです。

そんなものは幻想です。

結局のところ一流は
一流のスキルを身に着けた結果なのです。

ですから、身に着けるもので
悩むくらいならば
目の前の仕事に集中しましょう。

その方が一流に近づくことができるのです。