知らないふりが効果的であるときとは!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは知らないフリをすることはありますか?

あなたにとっては常識のように知っている話しを
得意先から自慢気に話されたりすると
「そんなこと知ってるよ…」
とあなたは心の中で思うかもしれません。

あなたは相手に合わせようと
「それって〇〇ですよね!」
と話しにのっかろうとするかもしれません。

そこで、相手の話が間違っていようものなら
あなたは良かれと思って
「それは〇〇ですよ!」
と訂正をするかもしれません。

しかし、残念ながらそれは
人間関係という点では間違った行動なのです。

そこは知らないフリをしましょう

私が若いころの話をしましょう。

職場の飲み会でなぜか
那須与一(なすのよいち)の話題になりました。
職場のメンバーは那須与一について知らないようで
歴史好きとされている先輩が誇らしげに語り始めたのです。

「那須与一を知らないのか!
 源平合戦で大活躍した人だぞ!
 彼は壇ノ浦で扇の的に矢を当てた弓矢の達人だ!」

と言ったのです。

当時大人げなかった私は即座に訂正をしてしまいました。
「違いますよ。那須与一が活躍したのは屋島の戦いですよ。
 壇ノ浦は最終決戦ですよ。
 二位尼が幼い安徳天皇を抱きかかえて
 「海の中にも都はあります。」といって海に飛び込んだんですよ。
 壇ノ浦で那須与一は活躍してないです。
 その前の戦いです。だから屋島の戦いですよ。」
と訂正をしたのです。

すると先輩は顔を真っ赤にしてこういったのです。
「いや!絶対に壇ノ浦だ!間違いがない!」

もう一歩も引きませんでした。

これでおわかりですね。
私は歴史好きの先輩に恥をかかせてしまったのです。
当時の私はかわいげのない後輩だったということです。

歴史のテストでしたら正解だったとしても
人間関係のテストでしたら間違いどころか減点です。

正しいことが全てではありません。
人間関係です。
相手にも面子があるということを忘れないでくださいね。