イメージできるものが記憶に残るもの

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですがあなたは
なぜ雷が鳴るのかわかりますか?

雷が鳴っているとき空を見上げても
雨雲くらいですよね。

あれだけの音が鳴るものはなさそうなのに
不思議な現象ですよね。

「どうしてなんだろう?」

と思ったあなた
関西電力のホームページが
雷が鳴る理屈をわかりやすく教えてくれます。

”高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、
静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。
そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。”

出典:『関西電力』https://www.kepco.co.jp/brand/for_kids/teach/2016_02/

なんとなく理解できましたよね。

では、あなたはこの雷が鳴るしくみを
来月も覚えておける自信はありますか?

ちなみに私はこの雷が鳴るしくみを
何度も調べて何度も忘れています笑

一方で、雷に関わることはたくさん覚えております。

『ドリフ大爆笑』のコント 雷様
俵屋宗達(たわらやそうたつ)の風神雷神図屏風

これらは雷様という神様が存在しており
昔の人は雷神様が太鼓を叩いて
鳴らしていたと考えていました。

このお話はイメージが湧きますよね。

幼いころ知ったお話ですけど
今でも記憶に残っているはずです。

一方は記憶に残りにくく
もう一方は意識しなくても記憶に残っている。

これはあなたがイメージしやすいかどうかに
関わっているのです。

実際に雷様が太鼓を叩いている姿を
見たことがある人はこの世の中に一人もいません。

しかし、雷様の姿はなんとなく鬼っぽくて
後ろに何個もつながった太鼓があって
それをバチで叩いている。

というのは頭の中でイメージができるはずです。

それに比べて
本来、雷が鳴る本当のしくみである
氷のつぶと静電気が…
という話はイメージがわきにくいのです。

つまり、記憶に残ることとは
イメージをしやすいことなのです。

相手の記憶に残るようにしたいのなら
イメージのしやすさというものを意識してみてください。