
こんにちは。
毛利まさるです。
会社で出世したいと思ったことはありませんか?
その時、多くの人がまず考えるのは「上司からどう評価されるか」という点でしょう。
つまり「他人からどう見られるか」が出世のカギだと思うのです。
確かに、会社員としてのキャリアにおいてマイナスのイメージが一度ついてしまうと、
それを払拭するには今まで以上の成果が必要となります。
だからこそ「どう見られるか」に過度に意識が向き、無難に振る舞うことが最善だと考える人も少なくありません。
守りの発想の落とし穴
守りの発想は一見合理的に見えます。
マイナス評価を受けないことに注力すれば、一定の安定は得られるでしょう。
しかし、その状態に長くとどまると大きな落とし穴が待っています。
新しい挑戦を避けるあまり、保守的になりすぎてしまい、結果として成果を出す機会を自ら閉ざしてしまうのです。
出世や評価を望んでいるはずなのに、自分からチャレンジを止めてしまっている状況に陥ってはいないでしょうか。
攻めの発想がもたらす力
そこで重要になるのが攻めの発想です。
攻めるというと無謀に突っ込むことをイメージする人もいるかもしれません。
しかし、ここで言う攻めの発想とは、単にリスクを取ることではなく、可能性を広げる行動を積極的に選ぶことを意味します。
たとえば、誰も取り組んでいない新しい方法を提案する、今までのやり方に一石を投じる、
新規の分野に挑戦するなどです。これらはマイナスのリスクを伴うであるものの、成功すれば周囲に大きなインパクトを与えます。
上司に評価される本当のポイント
多くの人が「上司に悪く思われたくない」と考えます。
しかし、上司が本当に評価しているのは「マイナスが少ない人」よりも「成果を生み出せる人」です。
成果を出すには、新しいことに挑戦する姿勢が欠かせません。
つまり攻めの発想こそが、上司の信頼を得る近道でもあるのです。
もちろん、挑戦がすべて成功するわけではありません。
しかし、失敗したとしても「挑戦した」という事実そのものが、あなたの評価を高めることも多いのです。
セールスマインドとの共通点
これはセールスにも同じことが言えます。
セールスの場では「どう断られないか」を意識してしまいがちですけど、本当に重要なのは「どう新しい価値を伝えるか」です。
守りの発想で相手に気を遣いすぎると、結局はどこにでもある提案しかできません。
しかし、攻めの発想を持てば、相手にとっても新鮮で価値ある提案ができるのです。
つまり、仕事術における攻めの発想は、セールスでもキャリア形成でも共通する成功のカギと言えるでしょう。
攻めるための準備
攻めの発想を持つためには、ただ思い付きで行動するのではなく、日頃から情報を集め、準備を重ねることが大切です。
準備をしていれば、いざという時に勇気を持って攻めの選択ができます。
つまり、攻めの発想は「日頃の積み重ね」があって初めて成立するのです。





