
こんにちは。
毛利まさるです。
調べ物をしたい時、あなたはどんな方法を使っていますか?
Googleで検索したり、Microsoft Edgeで調べたり、最近では生成AIを頼る人も多いかもしれません。
もちろんこれらの方法でも一定の情報は得られますけど、信頼性を重視したい時には物足りなさを感じることもあるでしょう。
特に仕事で資料を作る時、適当なブログ記事やSNSの情報だけでは裏付けに欠けるのです。
そんな時に役立つのが、論文を調べる仕事術です。
論文を調べるメリット
論文は研究者が長い年月をかけて得た知見をまとめたものです。
信頼性の高いデータや検証された理論が載っているため、ビジネスでも学問でも強力な武器となります。
たとえば医療関係者が新しい治療法を検討する時や、マーケティング担当者が消費者行動を裏付けるデータを探す時、
論文ほど強い根拠はありません。
つまり、エビデンスをベースにした情報を扱うことは、相手の信頼を得る最短ルートでもあるのです。
PubMedという強力なツール
論文を探すサイトの代表例として挙げられるのが「PubMed」です。
これは米国国立医学図書館(National Library of Medicine)が運営している論文検索サイトで、
主に医学・生命科学系の論文が網羅されています。
英語のサイトであるためハードルが高く感じるかもしれませんけど、
検索したい用語を英語で入力すれば世界中の最新研究に触れることができます。
出てきた概要を翻訳ツールで読むだけでも、非常に価値のある情報にたどり着けるのです。
英語の壁と労力の問題
であるものの、英語が得意でない方にとっては負担が大きいのも事実です。
用語を調べて英訳し、論文のアブストラクトを読んでさらに翻訳し…とステップが多く、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
ここで「やっぱり論文検索は難しい」と思ってしまえば、せっかくのエビデンスにたどり着く機会を失ってしまいます。
生成AIを使った新しい方法
しかし、今はもっと簡単な方法があります。
それが生成AIを使いこなすことです。
具体的には「〇〇についてPubMedで徹底的に調査してください」と入力すれば、
AIが代わりに検索し、関連論文をまとめてくれるのです。
もちろんAIの出力をそのまま鵜呑みにしてはいけませんけど、これにより「労力の壁」を一気に下げることができます。
つまりAIを窓口にして、世界中のエビデンスに簡単にアクセスできる時代になったというわけです。
論文検索をビジネスに活かす
このスキルは、単なる調べ物にとどまりません。
たとえば社内会議で新しい施策を提案する時、「これは論文でこういう効果が実証されています」と伝えれば、説得力は格段に高まります。
営業の場面でも「このデータは〇〇という研究に基づいています」と言えることで、信頼度は大きく変わります。
つまり論文検索は単なる学問的スキルではなく、実践的な仕事術として役立つのです。
これからの時代、ただ情報を集めるだけでは差別化できません。
信頼できるエビデンスに基づいて発言することが、あなたの価値を高めてくれます。
英語や専門知識の壁はあるかもしれませんけど、生成AIをうまく活用すれば、誰でも簡単に論文検索の恩恵を受けられるのです。
調べ物を次のステージに引き上げるために、ぜひこの仕事術を実践してみてください。





