異種格闘技の違和感とは!?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは「異種格闘技戦」
というのをご存じですか?

最強の格闘技は何なのか?
日本刀となぎなたが戦ったらどちらが強いのか?

ジャンプ漫画のキャラクターで
誰が強いんだろう?

歴史上の人物で
源義経と上杉謙信が戦ったら
どっちが強いのだろう?

といった妄想は楽しいですよね。

昔テレビ番組では
どんなものでもする〇〇対どんなものでもしない△△
といった内容のものを放送していました。

非常に人気の番組だったので
観ていた方もいるでしょう。

番組としては勝ち負けを
判定しなければ盛り上がらないので
ルールを決めて勝負をします。

その勝負で〇〇の勝ち
△△の勝ちとなります。

ここであなたも想像してみてください。

例えば相撲取りとボクサーがリング上で
対決したとします。

試合時間は3分×3ラウンド
3ダウンを先に取った方が勝ち
というルールです。

あなたはどちらが勝つと思いますか?

なぜそう思ったのかを含めて
実際に考えてみてください。

ちなみにこの勝負だと
ボクサーが勝つでしょう。

では、なぜなのか?

カンタンです。
勝負のルールがきわめてボクシングに近いからです。

では、ボクサーは相撲取りよりも
強いのか?

そんなことはありません。

これが土俵で素手の戦い1本勝負
土俵外の砂に体の一部でも早くついた者が負け
というルールであれば
相撲取りの圧勝でしょう。

つまり何が言いたいかと言うと
こういった異種格闘技戦というのは
ルール次第だということです。

これをビジネス用語でいうと
Apple to Apple(アップルトゥーアップル)と言います。

Apple to Appleとはリンゴとリンゴです。
つまり同じものを比較しなければ意味がないのです。

たとえば先ほどの話だと
100kgの相撲取りとボクサーが
パンチングマシーンで勝負する。

といった感じです。

比較をするときには
Apple to Apple(アップルトゥーアップル)が大切です。
ぜひ覚えておいてください。