欲望をコントロールする方法

こんにちは。
毛利まさるです。

欲望に振り回されて後悔したことはありませんか?

欲望の本質を知る

「やりたいことは山ほどあるのに、つい欲望に流されて時間もお金もなくなってしまった」という経験はありませんか?

特に社会人になると、自由に使えるお金が増えた一方で、
翌日の仕事のパフォーマンスを考えると「これは本当に必要なことなのか」と葛藤する瞬間があるでしょう。

私自身も普段はお酒を飲まないのですけど、ウイスキーの奥深い楽しみ方を教えてもらいました。
これについては別の記事で紹介しております。


その結果、思わずその世界に惹きこまれ、もっと調べたい、もっと試したいという欲望がふつふつと湧き上がってきました。
この「欲望の揺れ」をどうコントロールするかが、自己成長の大きなテーマになります。

トータルコストの視点

欲望を満たすときにかかるのは「お金」だけではありません。
「時間」や「体力」も同時に支払っているのです。

たとえば焼肉の食べ放題に行ったとしましょう。確かにその場では満足できます。
しかし支払った代金に加えて、食べ過ぎたことで翌日まで体調が優れない。
つまり「体力」も削られているのです。
さらに、二日酔いや消化不良で午前中を棒に振れば「時間」まで失います。

欲望の本当の代償は、この「お金・時間・体力」の三つを足した合計なのです。

たとえば高額な買い物をした場合、お金が減るだけでなく、調べる時間や購入後のメンテナンス、
場合によっては精神的な負担すら増えるかもしれません。

欲望を満たす前に立ち止まる

ここで大切なのは「欲望を満たす前に立ち止まること」です。

「この選択にいくら使うのか?」
「何時間取られるのか?」
「体力や翌日のパフォーマンスにどんな影響があるのか?」

この三つを冷静に振り返れば、欲望に流される回数は格段に減ります。

私が学んだのは、楽しみを得ること自体は悪いことではないということです。

しかし、欲望に従った結果、未来の自分が損をするような選択は避けるべきなのです。
つまり、瞬間的な快楽ではなく、未来の自分にとってプラスになる行動を選ぶことが「欲望のコントロール」につながります。

未来の自分と対話する

ここで役立つのが「未来の自分と対話する」という習慣です。

お酒を飲むと翌朝の自分はどうなるのか?
深夜までスマホを見ていたら明日の自分はどんな顔をしているのか?

一瞬でも未来の自分をイメージすれば、その欲望のトータルコストを自然と考えられるようになります。

欲望は抑え込むのではなく、理性的に付き合うものです。
そのための物差しとして「お金」「時間」「体力」の三つを基準にしてみてください。