続けることでしか見えない景色を掴む方法

こんにちは。
毛利まさるです。

漫画『ひゃくえむ』に描かれた世界

あなたは漫画『ひゃくえむ』を読んだことがありますか?

100m走というわずかな距離に人生をかける人々の物語です。
ただ走る、それだけの行為に、どれほどの苦悩や情熱が詰め込まれるのか。

読んでいると、走り続けることの意味を突きつけられるような気分になります。
そこには、続けることでしか見えない世界が赤裸々に描かれています。
挫折もあれば、孤独もある。けれど、それを乗り越えて走り続けた者にしか味わえない景色があるのです。

セールスも同じである

実はこれはセールスにも当てはまります。

仕事術の観点で考えると、セールストークを磨き続けること、
どうすれば効率よく相手に伝えられるかを考え続けること、
お客さんの心理を読み解こうと考え続けること。

これらを積み重ねていくうちに、見える世界が変わってくるのです。

最初は「この話し方で合っているのかな」と迷うこともあります。
ですけど、考え抜いた人には一種の直感のようなものが生まれます。
それは「今この人は思い付きで話しているな」とか「この人は表面的な理解で止まっているな」ということを見抜ける力です。

烈海王の言葉が示す境地

漫画『グラップラー刃牙』に登場する烈海王の名台詞があります。

キサマ等の居る場所は既に…我々が2000年前に通過した場所だッッッ

漫画『グラップラー刃牙』

この言葉は、まさに考え続け、鍛え続けてきた者だけが味わえる感覚を示しています。
セールスでも同じです。

場当たり的に発言している人と、考え抜いて積み重ねてきた人の間には、越えられない溝が生まれるのです。
そこに立てば、自分の言葉に自信が持てるようになり、相手にも確信を持って伝えることができます。

考え続けることの意味

ここで大切なのは、「考え続けること」自体を恐れないことです。

悩むこと、迷うこと、それらは決して無駄ではありません。
むしろ、その過程を経ることでしか得られない境地があります。
走り続けるからこそ新しい風景が見えるように、考え続けるからこそ新しい視点が得られるのです。

つまり、続けることでしか見えない景色があるということです。

まとめ

セールスに限らず、仕事や人生全般において「続けること」ほど強い武器はありません。
一瞬のひらめきや勢いでは届かないものも、続けた人には見えてきます。
だからこそ、自分が迷った時や停滞を感じた時にこそ、「続けること」を選んでほしいのです。