こんにちは。
毛利まさるです。
セールストークがうまくまとまらない経験はありませんか？
自分の中ではちゃんとわかっているつもりのことが、いざ相手に伝えようとすると話が散らかってしまう。
そんなセールストークの悩みを抱えている方、少なくないと思います。
とくにセールスにおいては「何を言うか」だけでなく、「どう伝えるか」がとても重要です。
ところが、自分の中ではわかっているのに言葉にするとまとまらない、ということが起こりがちです。
そうなると、相手にも伝わらず、話が冗長になり、信頼を得るチャンスを逃してしまう可能性さえあります。
そこで今回は、セールストークを整理し、より明快に、
そして相手の記憶に残る形で伝えるための一つの方法として「マインドマップ」の活用を提案します。
幹と枝で構造を捉える
セールストークには中心となる主張、つまり「幹」があり、それを支える補足情報や事例、データなどの「枝葉」があります。
この構造を無意識に組み立てることができれば良いのですが、意外と難しいものです。
とくに話し慣れていないトピックや、初めての商材、クライアントに合わせたカスタマイズが必要なときにはなおさらです。
そこで登場するのがマインドマップです。
これは、話の中心（主張）を真ん中に書き、その周囲に補足情報を枝のように広げていく思考整理法です。
まさに木のような構造で、「幹」と「枝」を視覚的に把握することができます。
生成AIを活用してトークを可視化する
ここで、生成AIの出番です。自分でマインドマップを手書きするのも良いのですけ、慣れていないうちは骨が折れるものです。
そんなときはChatGPTなどの生成AIに、
「〇〇というテーマでセールストークのマインドマップを作ってください」
と入力してみてください。
すると、中心となる主張とそれを支える根拠や具体例、よくある反論とその返答などが、枝葉のように整理されて表示されます。
それを見ながら自分のトークをブラッシュアップしていくことで、より整理された、筋の通ったトークが完成します。
これは本当に便利です。私も実際にこの方法を使って、セミナーの冒頭トークを整理したところ、
反応が段違いに良くなったのを実感しました。今では手放せない思考ツールになっています。
トークが整理されると、余裕が生まれる
話すことが整理されていると、自分にも心の余裕が生まれます。
焦って話すことがなくなり、相手の表情を見ながらトークを組み替えることもできます。
これができるようになると、トークはもはや「伝える手段」ではなく、「信頼を築くための武器」になります。
そして、トークが構造化されている人は、どんなシーンでも応用が利きます。
マインドマップでトークを構造化し、生成AIでその整理をサポートしてもらう。
そんな工夫ひとつで、あなたのセールストークは一段上のレベルに進化します。
