“時間を見える化”するだけで仕事の質が改善する理由

こんにちは。
毛利まさるです。

「なんでいつも、計画通りに終わらないんだろう…」そんな経験はありませんか?

やる気はあるのに、毎日タスクが終わらない。

気がついたら夜になっていて、また「明日やろう」と言い訳してしまう。

そんな経験、一度はありませんか?

もしかしたら、その原因は「あなたの時間の使い方が見えていない」からかもしれません。

計画がうまくいかない最大の理由は、
「自分がどれくらいのスピードで、どれくらいの作業量をこなせるか」
をちゃんと把握できていないこと。

つまり、自己認識と実態にズレがあるのです。

なぜ「計画倒れ」は起きるのか?

たとえば、あなたが報告書を1つ作るのに20分かかるとします。

この事実を把握していれば、「1時間で3本作る」とは絶対に計画しませんよね。
ところが、多くの人はこの20分という実態をきちんと計測していないまま、
「1時間で報告書3本」みたいな無茶なスケジュールを組んでしまうのです。

結果、時間が足りず、焦りと自己嫌悪だけが残ることになる。

これはもう、「戦略のミス」と言っていいと思います。

時間を見える化すると、何が変わるのか?

ここで有効なのが、「時間の見える化」です。

あなたがどれだけのタスクにどれくらいの時間をかけているか。
集中していたつもりでも、実はスマホをいじっていて10分過ぎていたとか、
作業の合間に気分転換として見たYouTubeが30分になっていたとか。

こういう“見えないロス”は、可視化してみると衝撃的にわかります。

そしてそれがわかれば、改善できます。

集中できる時間帯を見極めたり、余白時間をうまく設計したりと、「現実に即した」計画が立てられるようになるのです。

「見える化」ってどうやってやるの?

難しく考える必要はありません。

スマホのメモでも、Googleカレンダーでも、NotionやExcelでもいい。要は、どこに、何分使ったかを記録すること。

・何時から何時まで報告書作成
・そのあと5分スマホ見た
・その後、メール返信に15分かかった

これだけでもう、あなたの行動データが蓄積されます。

ここで大事なのは、「正確に記録すること」ではなく「気づきを得るために記録すること」です。
完璧を目指さなくてもいいのです。

1日記録するだけでも、十分発見があります。

時間管理=自己管理

実は、時間を把握することは自分自身を知ることでもあります。

「自分は午後になると集中力が落ちるな」とか、「朝は意外とタスクが進むな」とか、時間を通じて見えてくる自分の特性。
これは仕事だけじゃなく、資格試験の勉強やプライベートのタスクにも活かせます。

逆に言えば、時間を見える化せずに自己管理をしようとするのは、地図も持たずに登山するようなもの。

見えないものは改善できません。