お茶の出し方で仕事がわかる

こんにちは。
毛利まさるです。

お茶の出し方で仕事がわかる。

あなたはこの話を耳にしてどう思いますか?

お客さんが来てお茶を出すときに
ただ単にお茶を出すだけなのか?
それともお客さんが求めているお茶を出すのか?
それにより大きな差が生まれます。

実はこの話は「三杯の茶(三献茶)」という逸話で
駆られています。

時代は、今の時代ではありません。
戦国時代です。

このお茶の出し方で仕事ができると思われたのが
石田三成公です。

豊臣秀吉公が鷹狩りをした帰りに
のどの渇きを覚えた秀吉が観音寺に立ち寄り
そこの寺小姓に茶を所望しました。

その寺小姓は最初に大きめの茶碗にぬるめの茶を、
次に一杯目よりやや小さい茶碗にやや熱めの茶を、
最後に小振りの茶碗に熱い茶を出したのです。

その理由はぬるめの茶で喉の渇きを潤すため。
二杯目以降に茶を熱くしたのはお茶自体を味わってもらうためだったのです。

その寺小姓は後の石田三成であり、
豊臣秀吉公はその仕事ぶりに心打たれたのです。

たかがお茶の出し方と思われるかもしれません。
しかし、お茶の出し方一つでもその人の仕事ぶりが現れるのです。

あなたの普段の仕事でもこの「三杯の茶」を思い出して
相手が何を求めているのかを提供してください。

意識をすれば行動が変わります。
相手の求めていることを意識すれば
相手の求めている行動をすることができるようになるのです。

ぜひおためしください。