こんにちは。
毛利まさるです。
英会話を上達させるには、インプットよりも
アウトプットを増やすことが大切であるという方がいます。
なぜならば、日本人の場合、中学高校で英語を6年間学んでいるため
その知識を元にアウトプットを練習すれば
グングンと上達するという考え方です。
確かにもっともな理屈です。
ですから、私自身もこの理屈に基づいて英会話に挑戦しました。
しかし、グングンどころか全く上達しませんでした。
その理由を振り返ると、中学高校での英語学習における
インプットがそもそも十分ではなかったことに気付きました。
例えば、単語や文法の知識が曖昧だったり
リスニングの練習が不足していたりと
基礎がしっかり身についていなかったのです。
つまり、先ほどの理屈は中学高校の英語の勉強により
十分習得できているという条件下の話だったのです。
アウトプットはインプットの結果として生まれるものです。
そもそもインプットが不足していれば
話したい内容が思いつかず、言葉が出てこないのは当然です。
このように、アウトプットの不足は
実はインプットの不足が原因であることが多いのです。
この「インプットが少ないとアウトプットも少ない」という考え方は
英会話だけでなく仕事術にも当てはまります。例えば、
・新しいスキルを学ぶ
・市場や顧客の動向を把握する
・同僚や上司からのフィードバックを受け取る
これらのインプットが不足していると
質の高い成果物や提案をアウトプットすることが難しくなります。
特に、知識や情報が不足していると
判断や決定にも時間がかかり
結果として効率が悪くなることがあります。
ですから、アウトプットがでないのならば
そもそものインプットを増やしましょう。
インプットを増やすためには、以下のような工夫が効果的です。
・読書やリサーチを習慣化する
・専門書や業界ニュースを定期的に読むことで、知識を広げる
・セミナーや講演に参加して、他者の経験や考え方を学ぶことで、新しい視点を得る
さらには、日常的な業務でも、気付いたことや改善点を
意識してインプットに変えることができます。
インプットが少ないとアウトプットも少ないという原則は
英会話だけでなく、仕事術全般にも当てはまります。
成果を出すためには、まずはインプットを増やし
基礎を固めることが重要です。
そして、そのインプットを活かしてアウトプットの場で実践し
さらに成長を促しましょう。
このサイクルを意識的に回していくことで
スキルアップや目標達成に近づくことができるのです。