こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、些細な約束を軽んじたことはありませんか?
「相手も気にしていないだろう」
「ちょっとしたことだから問題ない」
と思って、小さな約束をおろそかにしてしまうことがあるかもしれません。
セールスでは、相手との信頼関係がすべての基盤となります。
その信頼を築くためには、言動に一貫性を持ち
相手に約束したことを確実に守ることが不可欠です。
それがたとえ「小さな約束」であったとしても
相手にとっては大きな意味を持つことがあります。
ですので、小さな約束ほど大切に扱うべきなのです。
例えば、あなたがお客さんと
「次回の打ち合わせで具体的な資料をお見せします」
と約束したとしましょう。
資料の準備が思うように進まず、時間がかかってしまったために
その約束を曖昧に済ませようと思ったことはありませんか?
しかし、その小さな約束を守ることで
お客さんはあなたに対して「誠実な人だ」「信頼できる」と感じます。
逆に、約束を守らなかった場合
相手は「この人は本当に信じられるのだろうか?」
と疑念を抱くかもしれません。
たとえそれが表面に出なくても、少しずつ信頼が削られていくのです。
信頼を築くためには
相手との約束を必ず守るという姿勢が大切です。
しかし、ただ約束を守るだけではなく
相手に対して期待以上の対応を心掛けることも
セールスマインドにおいて重要です。
例えば、あなたが約束したこと以上の情報やサポートを提供することで
相手は「この人は自分のために最善を尽くしてくれている」と感じます。
それが相手との信頼関係をより強固なものにするのです。
たとえば、あるクライアントが緊急の対応を求めてきた際
これまでに築いてきた信頼関係があれば
相手はあなたに依頼し続けてくれる可能性が高くなります。
それは、あなたが小さな約束をしっかり守り続けた結果
相手に「この人なら間違いない」と感じてもらえたからです。
信頼は、まるで貯金のようなものです。
少しずつ積み上げていくことで、大きな財産となりますけど
一度失ってしまうと、その回復には時間と努力が必要です。
あなたは、知らないうちに信用という「預金」を減らしていませんか?
「小さな約束だから」「相手が気にしないだろう」
と思って、約束を守らないことが続けば
信頼という貯金はどんどん減っていきます。
最終的には、その貯金がゼロになり
相手からの信用を完全に失ってしまうかもしれません。
ですので、日々の業務においても
どんなに忙しくても、小さな約束を守ることを心がけましょう。
その結果、相手との信頼が深まり
あなたのビジネスもより成功に近づいていくのです。