
こんにちは。
毛利まさるです。
「もうこの歳じゃ無理だよ」
「若い頃ならできたのに」
そんな言葉を、無意識のうちに
口にしてしまった経験はありませんか?
セールスという仕事は、常に目標と戦い、
結果を出し続けなければならないプレッシャーにさらされています。
若いときは勢いだけでも乗り越えられた壁が、
年齢を重ねるごとに高く、
分厚く感じる瞬間が増えてくるのも自然なことです。
以前と比べて体力が落ちたように感じたり、
数字に対するプレッシャーがストレスとして
心にのしかかってきたり、
「このままでいいのか?」と悩む日が続くこともあるかもしれません。
であるものの、そんなときこそ、
あなたに試していただきたい方法があります。
それは、「自分よりも年上のチャレンジャーを知ること」です。
年齢に負けず、挑戦を続けている人の姿に触れることで、
失いかけていた情熱を取り戻すきっかけになることがあるのです。
私自身、20代の頃に大きな影響を受けて
それ以降、常に私に活力を与えてくださる人物がいます。
それはボクシング元世界ヘビー級王者、
ジョージ・フォアマン氏です。
彼は若い頃から圧倒的なパワーで注目されていました。
しかし、1974年の「キンシャサの奇跡」で
モハメド・アリに敗北し、やがて引退します。
一時は表舞台から完全に姿を消した彼でしたけど、
なんとその後、40代で再びリングに戻り、
45歳で世界ヘビー級王者に返り咲いたのです。
この偉業はいまだにギネス記録として残っており、
まさに“人間の可能性に限界はない”ということを体現した存在です。
しかもこれは、反射神経と肉体が全ての
ボクシングの世界で成し遂げられた話です。
どれほどの批判と嘲笑を受けたか、想像に難くありません。
しかし、彼は「挑戦すること自体に意味がある」
と言わんばかりに、自分の道を貫きました。
その姿に、私はセールスという
全く異なる世界に身を置く者としても、
計り知れない勇気をもらいました。
セールスもまた、常に戦いの場に身を置く職業です。
年齢を重ねる中で、新人のような瞬発力や柔軟さに
引け目を感じることがあるかもしれません。
しかし、年齢とともに蓄積された経験、
観察眼、人との関係構築力こそが、
あなたの武器になるのです。
あなたが今、「この仕事、続けていけるだろうか」
と悩んでいるなら、それはあなただけの悩みではありません。
誰もが一度は通る道であり、
そして、その壁の向こう側には、新しい景色が広がっています。
年齢は、挑戦を諦める理由にはなりません。
むしろ、あなたより年上でなお挑戦を続ける人の存在を知ることで、
「自分もまだやれる」と思えるようになるはずです。
年齢を言い訳にせず、進み続けるあなたの姿は、
きっと誰かの希望になります。
あなたのセールス人生は、まだまだこれからです。
ぜひ、あなた自身の「年上のチャレンジャー」を探し、
その背中から勇気をもらってください。
そして明日、また一歩踏み出しましょう。
あなたは、何度でも立ち上がれる人ですから。